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2929戦争アイギス

今日の王子★エンリケ航海王子

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今日の王子★エンリケ航海王子

千年戦争アイギスでのプレイヤーは「王子」ということで
史実上での「王子」とはどんな人生なん?を焦点に人物を紹介していきたいと思います。

第一回は、エンリケ航海王子

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この王子はコロンブスが新大陸を発見したよ!という偉業を達成する
「大航海時代」と呼ばれる時代を作った男として有名です。

1394年~1460年の人物。

日本では3代将軍:足利義満によって室町時代の最盛期を迎えている頃になります。

王子はポルトガル王の子弟として生まれますが第5子(三男)でもあったため王位継承とは
縁が少しばかり遠く、20代でテンプル騎士団の後継であるキリスト騎士団の指導者となります。

この地位は死ぬまで続くものであり、騎士団の莫大な資産の援助によって、
王子は探検事業を思う存分に行える立場たりえたようです。

このエンリケ王子、21歳のときにはセウタ遠征というイスラーム勢力が立てこもる都市の
攻略に参加、この武功で騎士に叙されてヴィゼウ公の地位に就くなど、王子としては
順風満帆な感じ。そんなリア充王子の未知の世界は南に広がっていました。

当時はアフリカのカナリア諸島から200キロ南より先は「煮えたぎる海」が広がっていると
信じられていたそうですが、その迷信を信じる航海者たちの尻を叩いて何度も未開の地を
探検させ、騎士団の指導者となってから14年ほど経った1434年の探検隊に
「煮えてる海なんて無かった」ことを証明させました。

この頃、父で後に大王とまで呼ばれるポルトガルの王様が亡くなり兄が王位を継承します。
そして兄弟でもある王とは
「探検で見つけた利益の5分の1はあげるよ」という契約を結び、
王子&騎士団長として絶頂期となりました。

ところが1437年、周囲の反対を押し切って「探検王子」だけでなく「軍事王子」の能力を
見せ付けようとしたエンリケ王子は、北アフリカのイスラム勢力に対しての派兵を強行して
大失敗。弟のフェルナンド王子が捕らえられ、捕虜とされます。

このフェルナンド王子をエンリケ王子は助けたかったようですが、ポルトガルの議会はセウタ返還などの強気な相手との交渉を拒否し、王子の解放は諦めるように決定しました。

これで周囲に「無茶しやがって」と見られた王子の「軍事王子」の道は閉ざされることになり
「やっぱり俺には探検しかない」ということになっていきます。

1438年、兄である王が死去(実は捕虜王子の解放を諦めることになった心労で・・・)。
間接的にアレしちゃったエンリケ王子でしたが、時期国王を誰にするかという場面で
「5分の1の特権を維持してくれれば応援するよ」というカードを上手に使って
王位を継がせ、これには摂政もOKを出すなど計画通りにことを運びます。

だんだん悪い王子に見えてきた!(笑)

そしてこの頃、最新鋭の探検船として開発された「キャラベル船」によって探検事業が飛躍的な進歩を遂げるという幸運にも恵まれており、いよいよ「航海王子」の本領が発揮されていくことになります。

1444年、UCな航海王子となったエンリケの指導のもと、
アフリカではセネガル川とヴェルデ岬に到達、ギニア、サハラ砂漠南端といったアフリカ南部からの富を手に入れる航路を確率したことで、目論見だった大量の金を得ることができるようになります。

この金でポルトガルでは初となる金貨が鋳造されそうです。ちょうど黄金の国ジパング状態でしょうか。大判小判がざっくざくーです。

また軍事王子で失敗したエンリケは「政治王子」の伸びはあったようで、国政にも忙しくなり
後世に残る天文学の講座を設けるなど、施策にもキラリと光るものがあったようです。

1460年、66歳の生涯を閉じたとき、アフリカ方面に派遣した船団は2400キロの距離を踏破していたそうです。
この王子の事業によってポルトガルはジョアン2世の時代の1488年に
アフリカ最南端の喜望峰に到達するという歴史的偉業へと続き、王国としても黄金期を迎えることとなります。

以上、これがエンリケ航海王子の生涯です。
軍事こそアレでしたが、それで見切りが付いたあとの人生は政治的にもうまくやり続け
経済的にもうまくやり、人間の根源的欲求でもある探究心も満たしまくるという・・・
地球上でもなかなかの最強の人生だったように思えます。

彼の周囲の人物(王族)も優秀でした。父は大王と呼ばれるほど王としての才能に優れ、
引き継いだ兄はエンリケに20%の取り分を約束してくれ、
それを5歳で引き継いだ王はアフリカ王と呼ばれる威勢を誇り
ジョアン2世は覇気に溢れポルトガルの威光を支え「無欠王」と呼ばれます。

ポルトガルといえば日本にとっては鉄砲伝来で有名ですが、その伝来となる1540年代は
ジョアン3世の治世ということで、大きなくくりで考えれば、エンリケ航海王子が
軍事で失敗して海の王子にならなければ、日本に鉄砲は伝来は大幅に遅れ、信長や秀吉
家康といった偉人たちの歴史もまた大きく違っているか、魅力を損なっていたかもしれません。

あー、こう考えると彼は第1回の今日の王子に相応しい人物だったようです。
むしろ今後の王子、エンリケ王子以上の活躍できるの?と思いたくなりますね(笑)
でも歴史にはまだまだ魅力溢れる王子はいたはずです。

そして今回は王様にはならなかった王子を紹介しました。
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